探偵に対する社会の認識

探偵が依頼人に対して誠実ならば「決してトラブルは起こらない」と言えるでしょう。しかし、現実には年間2千件以上の探偵に関する苦情が消費者センターに寄せられているという。主な苦情の理由を挙げると「費用や料金に関する苦情」であったり「調査費用に見合わない調査報告」だという。誠実という言葉とはかけ離れた業務が展開されていることは事実と言え、探偵業界全体が誠意に欠けた業種であると判断されかねない状況ともとれる。話は変わるが著者が探偵業界に身を置いて早いもので20年以上の歳月が流れた。過去にはご依頼者から調査案件が終了した際には感謝され「お礼の言葉」をいただくこともしばしばあったが、昨今の探偵業界はビジネスライクなスタンスが定着したのか?お礼の言葉を伺う機会も減った。探偵に対する世間の認識が大きく変化したことが影響していることは私自身も認識しているのだが、前記した探偵業界に対するイメージや認識が悪いという影響が少なからず関係しているように感じてならない。

探偵という職業は「人の力になれる数少ない職業」と私個人は認識して今日まで働いてきた。

依頼内容も個人的な悩みやトラブルから法人が抱える損害に関わる問題に関するものまで本当に様々であると実感している。抱える問題の中には「一生に関わる判断」となるものも少なく無く、探偵や弁護士などの専門的な経験値から判断が必要となる場面も数多くなるものなのです。現代は探偵に対するイメージや認識が低いかもしれませんが、「過去から現在に至るまで探偵が活動してきた業務に大きな変化は存在しない」とだけは断言できるのです。探偵は依頼人の力になる業務を継続して実施してきているのです。

悪い探偵と良い探偵の見分け方

探偵が扱う業務は「調査」であると言えます。この調査は依頼人が希望する結果ばかりが得られるとは限りません。どのような形で問題を解決するか?を調査着手前に時間をかけて理解する必要があり、その理解度が低いまま調査に着手してしまうと「期待外れな調査結果」となってしまうのです。はっきり申し上げて悪い探偵の業務と良い探偵の業務には、このポイントにおいて大きな差や違いが存在するものであり、ご依頼者が抱える問題の解決に必要な調査の全体像がある程度理解されて実施されなければ「探偵と依頼人の間にトラブルの種は山積される」こととなってしまうのです。探偵からの事前説明が不十分なまま調査に着手した案件の多くは「依頼者にとって納得行く調査」となる可能性が低くなることは当然の流れであり、調査に着手してから「結果を得るための難易度が低くない」状況を理解しても後の祭りとなってしまい、長期間に及ぶ調査や高額費用が結果的に必要な調査であったと理解することになるのです。

このような悪循環が悪い探偵の特徴と言えるでしょう。

実施する調査に関して多くの事前情報を依頼人や相談者に伝えない探偵は「悪い探偵」と言えるのです。この点において良い探偵との差は大きく存在しているものなのです。仮に良い探偵に相談したケースでは「調査に必要なおおよその期間や費用」に関する説明は当然のように説明され、実施する調査手法で想定される「結果が得られないケース」などのリスク説明を事前に説明した上で「探偵の調査を利用するか?」の判断をご相談者に委ねる流れとなるのです。このような例を上げて説明されると悪い探偵と良い探偵の違いは簡単に理解できることでしょう。しかし、悩みや問題から一日も早く解き放たれたいとお考えの相談者の立場では悪い探偵を選択してしまう傾向にあるのです。

探偵・ランクの見分け方 LADYS探偵事務所
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